ゆうこです。
銘仙のはんてんを洗ったら、色がいっぱい出ました。

黒と赤が混じって紫色な水ができました。この写真は2度目のすすぎです。2度目!
洗濯後、洗面台を見たら、洗面台に水玉模様が移っていました。
赤い水玉の洗面台になりました。
水玉模様の赤い部分だけが擦れて破れる銘仙生地だったので、赤い染料の強さを感じてはいましたが
だからといって、洗ったら赤色の水になるとは思いませんでした!
これが普通の洋服だったら「ふーん。色落ちした。」という程度ですが
着物の生地だといろいろ考えることがあっておもしろいです。
この生地が作られた時代、銘仙は自宅で洗濯したのかしら?
だとしたら、当時オシャレ着洗いエマールは無かったと思うけど、フツーの洗剤使って洗濯したのかしら?なんて・・・
着物は生地の作り方やさわり心地、経年による色や風合いの変化を楽しめるのがおもしろいですね。
ちょっと、陶器を育てるのに似た感覚があります。
銘仙はもともと弱い素材で、擦り切れたり破れやすかったりするので
長年の変化を知る前に生地がへたっちゃうので残念ですが。
ひいおばあさんが紡いだ真綿の着物を持っていますが、この着物はとても良い雰囲気になっています。
やわらかくてあったかくて、軽い。着ると体になじみます。
ひいおばあさん、おばあさん、おばさんが着て、今は私が着ています。
私の前に3人もの人が着てくれていたから、体になじむのだと思います。
今は梅の総柄で小紋の袷ですが、これは染め直し・仕立て直しをしたのだそうです。
以前はどんな柄だったのか分かりませんが、着物一枚に歴史があることを感じられて大好きな一枚です。
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