浴衣は夏に着るもの。って当たり前?
いやいや、温暖化の昨今、1年の半分ぐらい浴衣でもOKと思います。
浴衣は見た目ほど暑くなくて涼しいのですが、やっぱり夏に着るから、汗をかきます。ジッとしてても汗をかきます。
最近はクーラーの効いてる場所のが多いから大丈夫?いやいや、クーラーなんかは関係ありません。男が浴衣を着て、クーラーの中にいるなんてみっともない!ウチワ1枚あれば十分!ほとばしる汗が健康の印!
とまぁ、暑苦しいことを言えばますます汗をかいて、着ているものが湿気くる、適度な温度と湿度は細菌繁殖の絶好条件です。細菌が増えれば、その廃絶物も当然増えます。排泄物には有機酸が含まれていて、これが匂いやシミの原因になります
つまり、浴衣を着たら洗わないといけないってことです。
だから、洗っても丈夫な素材を選ぶのが大切ってことですね。
基本は木綿
男性の浴衣の基本は木綿です。
価格帯もリーズナブルものから高級品まで幅広く揃っています。
柄も豊富で、そのまま洗濯機に突っ込んで洗えますし、天気が良ければ1日でパリッと乾きます。ただ、シワになりやすいので、ピンとした着心地が好きな人はアイロンがけが必要ですね。
実はアイロンが必要なのは、安い浴衣の場合が多いですね。浴衣は素肌に触れる部分が多いから、ペタっとした生地よりは、立体的な生地の方がサラっとして着心地が良いです。
立体的な生地といえば、絞りや楊柳になります。
絞りは生地を藍等に染める際に、色を残したい部分をぎゅっと紐で括って絞ります。絞った部分には染料が染み込まないので、それを利用して柄とします。括った部分がそのまま生地の立体感として残ります。()
絞りで有名なのは有松・鳴海絞りですね。ここで、行われる「有松絞りまつり」では、たくさんの絞りの浴衣が見られて面白いですよ。(高くて買えないのでいつも見るだけです。)
●鳴海有松の絞り浴衣の参考例【楽天リンク】
楊柳は、縦糸にネジリの糸を使って織ったものです、そのため縦糸を中心に山谷に凹凸の立体的な生地になります。
●楊柳の浴衣の参考例【楽天リンク】
絞りも楊流も元々がシワシワ?なので、アイロンは必要ありません。とくに絞りは絶対にアイロンをかけてはいけません。せっかくの絞りが伸びてしまいます。
機能性で選ぶなら麻が一番
さらに着心地を求めるなら、麻の浴衣が良いでしょう。
綿に比べて、麻は太く固く弾力もあるので縫い目が荒くなり、風通しがよいです。シャキシャキとした独特の風合いがあり、糸自体がサッパリとした感覚で汗を書いても、ベタッとくっつきにくいですね。
つまり、目が荒いことで
1.風通しがよく涼しいし。
2.表面の凹凸が大きいので肌触りがサラッとする。
3.光が透けて、見た目が涼しげ。
4.濡れても乾きが早い。
と浴衣としての利点が多いでね。
その分、木綿の浴衣に比べ、ちょっとお値段が高い傾向にあります。
ここまで麻と一言で片付けたけど、実際の浴衣は麻と木綿の混合となります。
麻と木綿の割合の違いで上の特徴が際立ってくるので、購入する場合は混合比率が分かると大体の風合いの雰囲気が分かると思います。
でも、利点が際立つからといって、麻100%の物は買わないようにしましょう(多分、浴衣としては売ってないと思いますが)。
麻100%の物は、夏の着物の襦袢(着物用の肌着)の場合が多いので、間違えて買うとスケスケのセクシーになります。
麻の浴衣でも、綿と同じように絞や楊柳があります。
他人とは一線を画したい方向けの絹
絹の利点は、軽くて薄い割に暖かく洗うと縮んでしまうので、普通に洗うことはできません。(洗い張り:昔からある着物のクリーニング) 。
つまり、全く浴衣に向かない素材です。
男物の夏の着物(浴衣とは違う意味での夏の着物、絽とか紗と言います。ちょっと格式の高い場面での和装です)はスケスケの絹の着物を着ます。これが本当にスケスケ。浴衣と違って、夏の着物の場合は中に襦袢(さっき出てきた麻100%のやつね)を着るので、スケスケでも問題ないのです。(逆にスケスネでないと暑い)
しかし、絹には、独特の光沢や風合いがあって、綿や麻に比べると、その存在感・高級感は飛びぬけています。
浴衣がTシャツにジーパンとすれば、絹はフォーマルスーツって感じでしょうか。
この絹の夏の着物を、浴衣代わりに着るというのが、真の洒落者と言えるのではないでしょうか。
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これから来るか!ポリエステル
男の浴衣ではまだ数が少ないと思いますが、女性用の浴衣ではチラホラ出ていたりするのがポリエステルの浴衣です。
ポリエステルは、洗っても縮まず、シワもなりにくい。汚れもつきにくく、染料の相性も良いため発色もよい。また、絹に似た光沢や、スベッとした肌触りなど、良いことだらけの優等生です。
扱いが簡単で、人と違ったものを求めるならポリエステルが良いかもしれません。
ただ、ポリエステルの浴衣を買う場合は、実物を見たほうが良いと思います。ポリエステルの特製と思うのですが、テカテカツヤツヤの生地の場合があります。全てがそうだというわけではないので、実物を見ないと判別が難しいです。
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